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GRIMM/グリムシーズン1第10話臓器ビジネス

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若い少年が滝から落下して溺死体で発見された。ポケットには貝殻のネックレス、首には注射針を刺したような傷があり、溺死なのに異常に失血している。街では交通事故にあった車から血や臓器が大量に見つかった。
異常に出血した少年。大量の臓器や血を違法輸送する車。ニックとハンクは2つの事件の接点を探る。

ジュリエットに打ち明けるべきか。
ニックのせいで彼女が危険に晒されている。マリーおばさんはジュリエットと別れるよう警告していた。
それを何故モンローに相談する（笑）。遂にカウンセラーまでするようになったか。
ニックは結局打ち明けられない。
それどころか今回はジュリエットに仕事の協力までしてもらった。
自分のせいで彼女が危険に晒されているって自覚ないのかこのイモあんちゃんは。

今回は吸血鬼の話なのかと思ったら、出てきたのはクモの魔物ガイアー。
樹上の動きに長け、枝に潜み、下を通る獲物を狙う。最も醜悪な魔物で、人間を生かしたまま内臓を抜き取る。
ということでいつものようにモンローに相談。本当の主役キター。
人間の体は魔物にとって能力促進にかなり有効。
なので魔物ガイアーは臓器売買の取引をしていると。

ガイアーは若いホームレスに狙いをつけて、臓器や血を抜いていたんですね。
スティーヴンとケヴィンは仕事に就くと行って消えた。
しかし連れてこられた場所で血を抜き取られていた。
冒頭のシーンは、臓器を抜き取られる前に逃げ出したんですね。でスティーヴンは川に落ちた。血を抜き取られて体温が低い状態だったのですぐに溺死してしまったと。

発見した大量の臓器。まるで猟奇殺人みたいな現場でした。
ていうかこれ全米を震撼させるような大事件だよね。
ホームレスを使って血や臓器を抜き取る。終わったら燃やす。ホームレスだから行方不明になっても誰も気にしない。
一体どれだけのホームレスが犠牲になったのか。
この街は魔物が多すぎじゃね？なんて思っていたけど、ハンクも街の異様さに気がつきはじめた。

診療所のレヴィーン先生は何故、グレイシーとハンソンを拉致したのかな。
刑事に協力していることを話してしまったからか。
面倒なことになる前に先手を打ったと。
最後の銃撃戦。多くの患者が寝ているベッドを挟んで銃撃戦とか（笑）。おかしくね？
ケヴィンは血を抜き取られただけで済んだのね。
レヴィーン先生が炎に中に落ちるのはわかりきっていたけど、あの場所は死んだホームレスを焼くためのものなのかな。
聞き込みのときにレヴィーン先生の正体を見破っていたら、もっと早く解決していたでしょう。まだまだ修行が足りないなニックは。
魔物を脅すときは、グリムってことを最大限に利用するようになりましたね。
あの恐ろしいグリムってだけで魔物は怯むから。
臓器を店で売っていたキツネの魔物のフクスバウは、配送人のガイアーがグリムに殺されたって勝手に勘違いしていたし。

上司のレナード警部に警告？
これまでは敵っぽいけど何故かニックを襲わなかったレナード。
どうやらニックの味方？敵として考えていないっぽい。
死神の男はレナードのより立場が下だよね、でも何故か強気。
グリムを制するか、排除しろ。それがフェラートの意思。
フェラートってのはレナード警部よりも上の立場っぽい。これがボスキャラなのか。
単独のグリムは主君なきサムライですか。
モンローの方がサムライっぽいけど。

今回の話のモチーフはグリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」。
ヘンゼルとグレーテルはホームレスの兄弟、魔女は診療所のレヴィーン先生。
目印のパンくずは貝殻ネックレス、ストーブが最後の炎の所かな。