孫子<兵法>大伝 第30話 王子即位 第31話 父の仇
大王・闔閭の仇をとるべく越と戦おうとする伍子胥に対して、孫武は今戦いを続けたら負けると反対する。結局呉軍は撤退。そして息子の夫差が呉の大王となる。
大王に即位しても孫武は体調が悪いといって王宮に出向かない。すると夫差が孫武を訪ねてくる。孫武は夫差が持ってきた越の柿を食べて吐き出す。まだ渋い、無理して食べるとよくないと暗に越攻めに反対する。闔閭のときと同様に余を支えてくれと頼むが、孫武は隠居すると言ってきかない。
伯嚭は無礼極まりない孫武を亡き者とするよう夫差に進言。しかし闔閭の遺言があるため隠居を許すことに。夫差は伍子胥よりも伯嚭を頼りにしているようだ。
孫武は隠居すると決めたのに迷いもある様子。
夫差が越を攻めようとしたとき、伍子胥だけでは止めることは不可能だろうと考えている。
孫武の息子は隠居に反対。戦に出て手柄を立てたくて仕方がない。
孫武が姑蘇台でこれまでのことを思い出していると、そこに伍子胥が現れる。
伍子胥は孫武が隠居することを察していたようだ。
これまで常に味方でいてくれた伍子胥に感謝する。
季札様の住む地に隠居する孫武ら家族。孫武の息子の嫁が子供を生むが嫁は死んでしまう。それを知った夫差は伯嚭を派遣して見舞いの品を渡す。
同時に越の文種が見舞いの品を持ってくる。引退した身なので受け取れないと言ってどちらの見舞い品も断る。
孫武の息子は伯嚭とともに姑蘇へ行ってしまう。息子は将軍になるまで帰らないらしい。
数年後、孫とイラが何者かによってさらわれる。孫武は夫差の仕業と考えて姑蘇へ向かう。孫とイラはどこかの屋敷に捕らわれていた。
呉は越を攻める準備をしており、孫武が寝返ったら脅威と考えて、伯嚭が独断でさらったようだ。人質をとっておけば裏切らないだろうと。
孫武は大王・夫差に謁見。孫とイラを返して欲しいと訴える。
なにも知らない夫差は怒りだすが、功績があり闔閭の遺言もあるので許す。
隠居も許した、数々の無礼も許した、なのに越に攻めようとしているこの時に戻ってきて孫やイラを返せという。孫武が去った後も夫差の怒りは収まらない。
伯嚭が勝手に行なったことだと気がついた夫差は、イラに会いに行き解放する。
なぜ開放するのかと伯嚭は反対しているが、イラにだけは軽蔑されたくないらしい。
まだイラが好きなんですね。可愛いじゃん夫差(笑)。下品で大王っぽくないけど。
イラと孫は孫武と再会する。
呉軍は着々と越を攻める準備をしている。
兵の訓練を見る夫差は満足げな表情。孫武の兵法の言葉を用いて兵士を鼓舞する。しかしその孫武はいない。訓練をしている兵の中には孫武の息子の姿が。兵士とは少し服装が違うので偉い立場なのかな。
この2話はストーリー的にはあまり大きな動きがなかったですね。
いよいよ越を攻める呉。
夫差よ!越への恨みを忘れるな!って攻め込んだのアンタらですやん・・・それで返り討ちにあっただけなのになんと理不尽な。。。
それから夫差が大王になったことで、いよいよ伯嚭が台頭してきました。伍子胥よりも信頼を得ている様子。伯嚭は事あるごとに孫武を亡き者にするよう進言しています。
みんなだいぶ歳をとりましたが、イラだけは全く見た目が変わりませんね(笑)。
日本でも大河ドラマで一人だけ老けたメイクをしないで浮いていた女優がいましたが。
これは事務所の都合なのかしら。明らかに変です。
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