THE BRIDGE ブリッジ シーズン1 第10話 橋の上の対決
自宅に戻ったマーティンは倒れているサーガを発見。息子アウグストが拉致されたことを知る。サーガは病院に運ばれ、急所は外れていたものの安静にするよう医者に言われるが、すぐに病院を抜け出す。イェンスは自分と同じくらいマーティンを苦しめたいはずなので、アウグストはまだ生きているとサーガは考える。
マーティンはメッテにイェンスの妻ミカエルと寝たことを話す。
セバスチャン(イェンス)の自宅から押収した資料の中から、駐車違反のキップを見つける。サーガとマーティンはキップをきられたマーグレテに会いに行くが、認知症のためイェンスとの関係はわからない。
墓地でイェンスの車を発見。その墓地にはミカエラのお墓もある。穴を掘って埋めたような跡を見つける。更にセバステャン(イェンス)の自宅に入ろうとした男を捕らえたと報告が。
しかしどちらも捜査攪乱のためのフェイクだった。
マーグレテはイェンスの母親だった。サーガとマーティンはマーグレテの自宅へ。
マーティンはサーガに銃を渡し、家を捜索する。ガレージの冷凍庫から娼婦モニック・ブラマーの上半身が見つかる。
そこにイェンスからマーティンに電話が。イェンスは2人で会いたいと話す。
1人で行くことにサーガは反対するが、マーティンはイェンスに会いにいく。そしてこのことを報告しないで欲しいとサーガに頼む。
マーティンは電話で指示を受けながらイェンスのもとへ向かう。
ミカエラと寝た後はどうするつもりだったのか、マーティンを責めるイェンス。
メッテにはつけ込む隙があった、メッテと寝た(嘘)と話すイェンスに、マーティンは何も言い返せない。
リリアンにはマーティンがどこにいったのかわからないと話すが、ハンスには嘘を見破られる。自宅から押収した資料の中から、コンクリートの流し方について書かれた資料を見つけたサーガは、マーグレテの家で見たものを思い出し、アウグストがあの家にいると確信。再びマーグレテの家へ。しかしいくら調べてもアウグストは見つからない。
ガレージを調べると新しく作られた壁を発見、急いで壁を壊すと箱が出てくる。その箱の中にはアウグストがいた。すぐにマーティンに電話をするが繋がらない。
マーティンは指示された電車に乗ると、体に爆弾を巻きつけたイェンスが現れる。
電車はデンマークからスウェーデンに向かっている。
妻も子供も友人も全てを失ったイェンスは、自殺を考えたが自分のせいじゃないと気が付き、復讐を決意したとマーティンに話す。
電車がオーレスン橋を通りかかると、イェンスは電車を緊急停車させてしまう。そして乗客の女性1人を連れてマーティンと電車を降りる。
イェンスは息子を助けたかったら女性を銃で撃てとマーティンに命令。この様子はネットで生配信されている。
女性を撃ったら警察はクビ、女性からも民事訴訟をおこされるだろう、しかしアウグストは助けることができる。息子を助けたい一心でマーティンは女性を撃ってしまう。
この様子をネットで見ているリリアンらは、イェンスが爆弾を持っているため近づけないでいる。
イェンスはマーティンに嘘をついたと話す。自分の息子と同じで、アウグストは一生見つからない、遺体もない。マーティンに自分を撃たせようと挑発する。
そこにサーガは現れて、アウグストを見つけたことを伝える。
イェンスは信じるな、それは嘘だと言う。何度も何度もサーガに確認するマーティン。サーガの態度からアウグストが死んでいることを感づく。
マーティンがイェンスを撃ち殺そうとすると、サーガはマーティンを撃ち、そしてイェンスも撃った。
病院のベッドで泣き叫ぶマーティン。サーガが見舞いにやってくる。
マーティンはサーガに銃を渡したことを悔やむが、最後は握手をして別れる。
サーガはアントンに電話。一緒に食事に行くことに。
マーティンは最後までクソでした。
息子を助けたいからって刑事が関係ない人を撃つかねしかし。
無理だって言ったわりに結構さらっと撃ったよね(笑)。
あとコンクリートの壁は早く固まりすぎな気がしないでもない。アウグスト拉致から丸1日ぐらいは経ってたのかな? 経ってないように感じたけど。
冷凍庫にあった娼婦の上半身は、橋の上に置かれた下半身の人ですね。
2箇所も銃で撃たれて手術も必要って言われているのに、輸血と痛み止めだけであんなに動けるものなのでしょうか。実際に経験なんてあるわけないのでわからんけど。
サーガ怪物すぎだろおい。
コンクリートぶち壊したとき、アウグストはてっきり助かったのかと思っていました。
幼少期は親父に捨てられて寂しい思いをして、親父の浮気のせいで殺された。アウグストかわいそすぎる。サーガに一発やらしてあげて欲しかった。
ちょっと映画のセブンを彷彿とさせる結末でしたね、そこまで重くはなかったけど。
ときには嘘をついて欲しいこともあると教えられたサーガ。最後は嘘をつき通せなかったですね。あのときのサーガの切ない表情ったらもう・・・。
マーティンと出会うまでは相手の気持ちも考えずにずけずけ言っていたサーガが、あの局面で無理して嘘をつこうと頑張っていましたね。
病院でのマーティンはもっとサーガを責めるかと思ったけど、落ち着いて話してましたね。結局すべては自分の責任、マーティンは今後ずっと苦しむのでしょう。でも同情する気にはなれない。
面白かったのに全てはマーティンの股間から始まっていると思うと、なんだか一気に脱力感が・・・。一見ストーリーと関係なさそうだったパイプカットネタ、カツラ女との不倫描写も大いに関係あったと。
結局、イェンスは復讐を果たしたわけですが、彼もあそこで死にたかったんでしょうね。
散々仰々しく訴えていた5つの社会問題が実は攪乱させるためで、犯行動機とは関係なかった点はちょっと残念なところかな。社会の不条理を感じていたようだから全く関係ないともいえないけど。
ただスウェーデンでは最近も移民の暴動が起きたりしているから、現在北欧で起こってることを問題提起する意味合いもあったのかしら。
これ見始めた当初はサーガがすっごい嫌いで、逆にマーティンは唯一好印象キャラでした。ところが段々とサーガが好きになっていって、逆にマーティンが嫌いになっていく。あら不思議。
ストーリー的には最初はそうでもなかったけど、徐々に徐々に引き込まれていきました。かなり面白かった。楽しめました。
ドラマのオープニングとエンディングに流れている曲、実は同じ曲なんですね。
2013/05/30 | THE BRIDGE ブリッジ ミステリー, 刑事
関連記事
-
THE BRIDGE ブリッジ シーズン1 第9話 犯人の素顔
イェンスの妻ミカエラはオーレスン橋で事故にあったとき、帰省するところだ...
-
THE BRIDGE ブリッジ シーズン1 第8話 新たな手がかり
ダニエル・フェルベが殺された。エークヴァル、ブラマー、エーミル、ヘニン...
-
THE BRIDGE ブリッジ シーズン1 第7話 第5の社会問題
通学バスを待っている子供たちが手遊びしている。ほんわかする光景です。 ...
-
THE BRIDGE ブリッジ シーズン1 第6話 巧みな罠
家出少女が死ぬ前に書いた似顔絵をステファンだと考えるマーティン。違うと...
新着記事
-
パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第17話 前触れ
マシンから3日も連絡がなく不審に思っていた矢先、一度に6人の対象者が告...
-
マジックシティ シーズン1第4話 野望の代償
マイク・ストラウスの葬儀中に検察が遺体を奪っていってしまったため、アイ...
-
スーパーナチュラル シーズン7第18話 日本から来た呪いの酒
地ビール会社の社長ジム・マッキャナンの息子が相次いで殺された。この怪死...
-
メンタリスト シーズン4第11話 いつも赤に賭けろ
殺人予告を受けた離婚弁護士オルトン・クリークがサンフランシスコにCBI...
-
チューダーズ背徳の王冠 シーズン4第5話 散りゆく花
キャサリン妃の結婚前の自堕落な生活を告発する匿名の手紙が届く。英国王ヘ...
コメント/トラックバック
トラックバック用URL:
この投稿のコメント・トラックバックRSS