パーソン・オブ・インタレスト シーズン2第12話 尋問

カーターはスーツの男を割り出すため、FBIドネリー捜査官に尋問を命じられる。ドネリーは徹底的に調べて丸裸にするつもりだ。そしてマシンを管理する政府当局の刺客もスーツの男を始末するべく迫っていた。

今回も引き続きスーツの男の取り調べ。
珍しく冒頭に「前回までは～」みたいな流れがありましたね。
リース不足だった前回とは打って変わって、取り調べがメインの回。
スーツの男4人のうち、リース以外の3人は帰還兵を食い物にしていたチャップルの部下。
当然、誰も本当のことは言わない。
全員が嘘の名前、嘘の経歴、偽の身分証明書。
FBIが調べても偽の身分証明書ってわからないものなの？
無線イヤホンで指示を受けながら尋問をすすめるカーター。
ドネリーから指示される一方で、無線をハックしたフィンチからも指示がくる。
フィンチはジョン・ウォーレンなる架空の人物のキャラ設定を準備してあったんですね。リースもそのキャラ設定を暗記していると。

刑務所ではイライアスと再会。
リースが命の恩人ってことを忘れてないイライアス。
でも刑務所に入れられたのはリースとフィンチのせいでもある。
リースを手に入れたいってのは本音でしょうね。
だからといって信用はできない。いつ裏切るかわからない。必要となれば簡単にリースを殺そうとするでしょう。
あの「やあ、ジョン」の笑顔が逆に怖いわー。
今回は刑務所に潜り込んだ刺客情報をフィンチに送ってもらうなど、また借りが出来ちゃいましたね。

刑務所でリースに突っかかってきた男たち。
あれはシーズン2 第1話 緊急プランに登場したアーリアン・ブラザーフッドの連中、ベアの元飼い主ですね。
リースとフィンチのせいで刑務所に入っているのだから恨んでますよね当然。
あそこで黙ってリンチされたのは、戦闘能力が高いことがバレちゃうから。
イライアスの助けを断ったのは、彼との関係を疑われるから。
ドネリーはスーツの男がイライアスの部下だと勘違いしてるし。
でも見かねたイライアスがさりげなくリンチを止めさせた。止めていなければ刺客がどさくさに紛れてリースを刺していたでしょう。
イライアスにそこまでの意図は無かったんだろうけど、結果的にリースの命の恩人になりました。
どっちもそのことに気が付いてないんだろうけど。
ベアはリースがいなくて寂しそう。
パソコンから聞こえるリースの声に反応してましたね。

あの政府当局の刺客は街中で空にむけて銃を撃ちまくっただけなので、きっとすぐに釈放されるのでしょう。
彼は監視カメラの映像では赤い枠でロックされてましたね。
マシンも彼が超危険人物という認識なのかな。
で、1人はもう殺したから、今後はリースを含めたスーツの男3人を狙うのでしょう。
残り2人は完全にとばっちり。
逆にその2人を見張っていれば、刺客を倒すことも可能。
しかしその後の展開を見る限り、そんな暇はなさそうだ（笑）。

尋問中に話した恋愛話には真実も含まれていた。
選択次第でまるで違う人生を歩む。その選択の結果、彼女を失った。しかしその選択の結果により今のリースがあるとも言える。
もし入隊していたら・・・。
考えても仕方がないことだけど、彼女を失った後悔の念が消えることはない。

カーターの最後の尋問は、わざと相手を怒らせたんですね。
それで手を出させて、戦闘能力が高いことをドネリーに見せつけた。
スーツの男じゃないのに逮捕されてかわいそうな気もしますが、彼もチャップルの下で悪事を働いていたのだから同情の余地なし。
かくしてリースは釈放。
エンディングっぽいBGMが流れたからこれで終わると思ったんだけどねー。まさかもうひと波乱あるとは。
ドネリーは途中からカーターを怪しんでいたと。
遂にスーツの男が判明。リースだけでなくカーターも逮捕とは。
この先どうなっちゃうの？・・・なんて考えていたけどまだ終わらなかった。
マシンが告げた新たな対象者はドネリー捜査官！
リース、カーター、ドネリーが乗った車にトラックが突っ込む。って今回の窓ガシャーンはここか。
ここでカーラ登場とはね。いやー面白いわこのドラマ。
今回は回想シーンで、何度もカーラとリースの極秘任務の様子が出てきましたからね。
2人は男女の関係にもなっていたと。
リースはあのままカーラに拉致されたのかな。
ドネリー捜査官はカーラに射殺されちゃいました。
ちょっと抜けているところもあったけど、悪い人ではなかったのになぁ。ここで退場かー。
カーターの様子も気になるところ。
リース側の側面にトラックは突っ込みましたよね。カーターは反対側に座っていたからきっと助かっているのでしょう。わからんけど。
カーラはFBIの動きをずっと見張っていたのかな。
リースの大ピンチを助けにきた・・・わけではなさそうだ。
ドネリーはもう誰も信用できない状態だったから、他のFBIの連中はリース＝スーツの男、カーターが仲間ってこともバレてないよねきっと。

リース尋問中にもマシンは新たな対象者を出してくる。
リースは動けない、カーターもフィンチもリースの件で手一杯、というこで今回はファスコが1人で担当。
対象者はファッションモデルのカロリナ・クルコヴァ。若くて美人ということで、任せとけ！と張り切るファスコ（笑）。
こっちの話はちょー適当なんだけど、これはこれで面白かった。
彼女は何らかのトラブルでアルメニア人たちに追われている。
アルメニア人と勘違いされて催涙スプレーを浴びるファスコ（笑）。
逃走シーンでファスコの頭の上に手を置いていたのが何気に笑えた。
銃撃戦で大ピンチのファスコ。まるで映画のワンシーンみたいにファスコも2丁拳銃で撃ちまくってましたね。
ファスコに電話するフィンチ。
彼がピンチでも自分の知りたい情報をもらったら即、電話を切ってましたね（笑）。
完全にコントだったわー。
でも最後にお礼のキスをしてもらえて良かったね。電話番号もゲットしたのかな？

対象者の女性は何気にお綺麗でしたね。
調べたらカロリナ・クルコヴァ（Karolina Kurkova）という本物のファッションモデルだった。
画像検索するとビキニ画像がわんさか出てきます。
本人の役柄で出演するとか珍しいですね。そりゃ美人なわけだ。
映画ではG.I.ジョーのカバーガール役。
ドラマではチャック、30 Rockなどにゲスト出演しています。

いやー今回も面白かった。
今CSで視聴中のドラマの中では、頭1つぬけた面白さです。

関連記事

新着記事