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GRIMM グリムシーズン1 第3話警告

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ハチの毒によるアナフィラキシーショックで女性が死亡した。被害者の名前はセリーナ・ダンブルック、バーマン法律事務所に勤務している。検死結果で50ミリグラムの毒（ハチひと刺しで0.1ミリ）が検出された、事故死ではない。

フラシュモブをしていた路面電車の中で起きた事件のため、ニックとハンクは参加していた大勢の人達を取り調べることに。
取り調べの最中に一瞬、魔物に変化したダグとジョンを尾行すると、2人は廃工場のプリムローズ製紙工場で謎の女性と会っていた。
影で様子を探っていたニックとハンクは突然、蜂の大群に襲われ、その隙に逃げられてしまう。

ニックはトレーラーで魔物について調べる。そして製紙工場にモンローを呼ぶ。
モンローによるとメリファーという魔物らしい。匂いで女性の跡を辿ってもらうと事務所らしき部屋にたどり着く。そこにあった郵便物から女性はメリッサ・ウィンクロフトと判明。この工場のオーナーだった。女性の自宅を割り出して侵入すると、部屋いっぱいの巨大な蜂の巣を発見する。

分析の結果、メリッサの家から採取したものとセリーナから検出した蜂の毒が一致。
両者の関係を調査すると、買収起訴でセリーナは工場買収側の代理人だった。プリムローズ製紙工場は裁判で負けたため、メリッサは家族代々の工場を失う。ダグとジョンは工場の従業員だった。

フラッシュモブでまた殺人が起こる。
今度の被害者は、セリーナと共に工場の買収起訴に関わっていた女性カミラ。記録によると起訴にはもう1人アダリンド・シェイドも関わっている。
ニックはすぐに彼女を保護。しかしアダリンドはマリーおばさんに注射を打とうとしていた魔物だった。
死んだ2人の女性の舌を調べると、メリファーの天敵ヘクセンビーストに見られる印があった。

囮としてアダリンドを自宅に帰してニックとハンクが警護していると、蜂の大群が襲ってきた。アダリンドは逃走、ニックとハンクもすぐに後を追う。
ニックは建物の地下でメリッサと遭遇。警告する種族で敵ではない、ニックへの警告をヘクセンビーストが妨げていたと訴える。
そこにアダリンドが現れてメリッサと揉み合いになる。
ニックに助けを求めるアダリンド、グリムとして考えろというメリッサ。ニックはメリッサを撃ってアダリンドを助ける。
メリッサは「彼がくる、用心して」と警告して死んでしまう。

なんかスッキリしない終わり方でしたね。
マリーおばさんを襲ったアダリンドは、明らかにグリムの敵ですよね。なのに助けて、ニックに警告しようとしていたメリッサを撃ち殺しちゃった。
ヘクセンビーストは天敵であるメリファーを排除しようとして、それに怒ったメリッサが報復に出た、ヘクセンビーストの方が悪い怪物に思えるんだけど。
法律を犯したのはメリッサの方だけど、より狡猾なアダリンドの方がたちが悪いような気がする。ニックの行動は刑事として判断した結果なのかしら。
マリーおばさんならどうしてたかな？
アダリンドが殺されるのを黙って眺めていたかな。もしくは率先してアダリンドを殺すか。
ところでいつも銃で魔物を撃ち殺していますね。トレーラーにはいろんな武器が揃っているのに。今後あれらの武器を使う機会はあるのかな。

情報を伝達する蜂の習性から、メリファーがツイッターなどのソーシャルメディアを使って情報を伝達しているっていうのは面白いですね。
蜂はダンスで餌の場所を知らせる習性があるらしいけど、だからフラッシュモブを利用した殺人なんですね。

養蜜家のスピネラ教授は最後なにに協力していたのかよくわからなかった。
大量の蜂を用意した？ここでも「彼」がどうこう言ってましたね。
「彼がくる」。彼とは何者なんでしょうか。アダリンドとも関係ありそう。ということはレナード警部とも関係あるのかな。
最後ニックは蜂に刺されていましたが、これから何かを悪いことが起きることを予感させる終わり方でしたね。

今回の話のモチーフはグリム童話の「ミツバチの女王」らしいけど、メリッサが女王蜂だっただけで、この童話を感じさせる場面は全然なかった気がする。
自分が気がついていないだけかしら。

しかし主役が地味だなー。スーパーマンとか似合いそうだ。服装だけはやたらかっこつけてるけど。相棒も地味だわー。彼女もなんか地味。今後も見続けるのが不安になってきた。
魅力的なのはモンローだけだなぁ。今回はワインで手なずけられていましたね（笑）。段々とコンビらしくなってきた。